新潟市が発行する「議会だより」に一般質問の内容や、議案などが掲載されますので、ここでは私が興味を持った内容について報告します。 6月21日(金)の一般質問では、新潟市農業構想見直しの時期にあたり、後継者・担い手の確保育成が最重点課題と位置付けるべきと主張しました。また補助金カットで学校給食のコメがこしいぶきに代ったことについて、日本一の農業都市新潟のこだわりをもってコシヒカリを食べさせ、未来の新潟の農業応援・理解者となってもらわなくてはいけないのではと質問させていただきました。
→7/3コシヒカリ復活とのニュースが入りました(成果)。
当日多忙な中、傍聴に足を運んでいただいた地域の皆さんに感謝申し上げます。おかげさまで気合の入った質問をさせて頂きました。
【会派について】
新潟市議会には6つの会派があります。
共産党議員団6名、公明党4名、民主にいがた5名、市民ネットにいがた3名、新市民クラブ3名、翔政会26名、無所属4名。
私は51名の議員の過半(26名)を占める翔政会に所属しています。政策、主義、目的を共有する仲間と一緒に活動しています。
【常任委員会】(局事業の議案など審議)
・総務常任委員会
・市民厚生常任委員会
・環境建設常任委員会
・文教経済常任委員会
4つありますが、農業分野も管轄する文教経済で、頑張っています。
【特別委員会】(議員同士で議論し、一定の結論を生み出します)
・大都市制度・行財政改革調査特別委員会
・広域観光交流促進調査特別委員会
・少子化調査特別委員会
・農業活性化調査特別委員会
最も人気の高い「農業活性化」を選択です。
地方自治法第229条に基づく審査請求
新潟テルサのフィットネスクラブの定期券購入者が、精神疾患により利用できなくなったとし使用料還付を請求したが断られたことに対する審査請求です。その審理について議会は意見書を取りまとめます。定期券裏面に諸条件は「注意事項の通り」と記載し、注意事項は受付に掲示され、払戻しはできない旨記載があります。皆さんだったらどのように考えますか。議会としては、現行の規定では還付不可だが、規定の見直しを検討するようにと意見しました。

6月18日(火) 22:22
山形県沖地震発生 新潟市全区震度4
内野西、五十嵐中島、赤塚、四ツ興屋、青山、東青山地区で停電3,300戸、避難指示発令。
西区各避難所で合計850名が避難。黒中10名、南小1名、西新潟中央病院300名など。
市役所職員の迅速な対応に感謝です。翌日の議会は通常通り開催、朝まで対応に追われ、議会にも出席した幹部職員に脱帽です。
(写真は山形温海温泉)
国家戦略特別区域
新潟市は2014年5月に大規模農業の改革拠点として、特区に指定されました。実績と課題について報告がありました。色々なメニューがあり周知不足、需要に乏しい特例であったりで、規制緩和を有効に使いきっていない印象は否めない気も。
【評価すべき点】
・農業法人経営多角化等促進事業(苔や花木を輸出開始)
・地域農畜産物利用促進事業(3つのレストラン売上1.3億に伸長)
・農業への信用保証制度適用事業(累計約3億の融資)
・特別区域道路占用事業(万代地区でのマルシエ等で2.7億の消費)
・雇用労働相談センター(農業ベンチャー等に専門家が雇用相談)
【課題】規制緩和したが活用が低迷または無しの事業
・外国人創業活動支援(相談件数は13件だが、開業の実績は無し)
・外国人滞在施設経営事業(認定居室数は1件)
・農地所有適格法人の規制緩和(農産物仕入・加工も農業と解釈)
・外国人農業支援人材の特例(農業現場では外国人材を労働力として活用できなかった規制を緩和し、一定条件のもと派遣可能に)
この市政報告では私が感じたこと、思ったこと、意見したことなどを抜粋して掲載しました。限られた紙面で多くは掲載できませんが、皆さんに興味を持っていただける紙面にしてお届けしますのでよろしくお願いします。