安全・安心なまちづくり

豪雨時排水対策の強化

近年、全国各地で活発化する前線の影響で、河川の氾濫が相次ぎ大きな被害がでています。西区でも西区一帯の農地及び住宅地の雨水は、数多くの排水機や排水ポンプに頼っている現状に思いをはせる人は意外と少ない。新川河口排水機場を含めた各地の排水機や排水ポンプの機能維持を図り、より安心して暮らせる排水対策の強化につとめます。

防災・治水・除雪対策の充実

新潟市域は江戸時代から水害常襲地帯として、洪水や浸水を繰り返してきました。しかし今日に至るまで、さまざまな治水対策によって治水の安全度は高まりつつありますが、近年の自然災害の大型化に伴って更なる災害対策・排水対策・避難対策などの充実が望まれています。また、豪雪時の安全・安心な冬期道路交通の確保と除雪の支え合いの仕組みづくりなども叫ばれています。

海岸浸食と飛砂防止対策の促進

多くの人々は西区内の海岸線一帯において、昔の砂防林や砂浜の回帰を望んでいます。また、一方において海岸浸食を防ぐための施策や国道402号線の飛砂対策事業も計画的に進められています。しかし、佐潟・赤塚砂丘地では、粒子の細かい飛砂が周辺地域の住環境において大きな課題となっています。砂防のための樹木の植栽や防砂ネットの設置という新潟市の飛砂防止対策事業も細々と行われています。佐潟・赤塚砂丘地の飛砂防止対策を従来に増して強化する必要があると考えています。

交通事故や犯罪の無いまちづくりの促進

交通事故は減少していますが、高齢者の交通事故は逆に増えています。また、昨年5月7日に発生した少2女児殺人事件やたびたび発生する高齢者を狙った詐欺事件など後を絶ちません。新潟市では市民一人ひとりが、防犯意識を高め、犯罪に遭わないよう行動することを条例の基底に据えて、犯罪のない安心で安全なまちづくり条例を制定しています。自治会やコミュニティ協議会などと警察との協働活動を支援すると共に事故や事件を防げるような施策の整備に向けて全力で取り組んでまいります。